畑をレンタルしたいけど、市民農園のメリットとデメリットを知りたい。貸し農園との違いはあるのかな
貸し農園を紹介している、みつきです。畑をレンタルする方法には、主に「市区町などが運営する市民農園」と「企業が運営する貸し農園」の2つがあります。
なかには市民農園は料金が安いから利用したいと思っている人も多いでしょう。
ただ、実は市民農園を利用するならデメリットも知っておかないと、後悔するかもしれません。
そこで、今回は市民農園のメリットとやデメリットや、民間の貸し農園との違いを紹介します。
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市民農園のメリットとデメリット
市民農園を利用しようと思っている人のためにメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット |
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畑や農園が多い地域もある 畑レンタルの利用料金が安い 耕作できる畑の面積が広い 野菜の種類に制限が少ない | 指導員が基本的にいない 畑や農園が広すぎることも 農具レンタルやトイレがない使用期間が延長できない 講習会やイベントが少ない |
市民農園のメリット
まずは、市民農園のメリットから。ポイントは下記のとおりです。
メリット |
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畑や農園が多い地域もある 畑レンタルの利用料金が安い 耕作できる畑の面積が広い 野菜の種類に制限が少ない |
1.畑や農園の選択肢が多い
市民農園とは、遊休農地や未農耕土地などを主に区や市が農園として貸し出す畑のレンタルサービス。個人が運営していることもありますが、役所に登録している農園がほとんどです。
例えば、例として京都にある京田辺市の市民農園をご紹介します。
市民農園はレクリエーションとして野菜や花を育て、健康の増進や地域との交流を深めるなど多様な目的で、多くの方に利用されています。
現在、京田辺市には、地元の農家団体が運営する3つの市民農園(岡村いきいき農園、飯岡ふれあい農園、宮ノ口市民農園)があり、市は、これらの市民農園の運営を支援しています。出典:京田辺市
このように地区町村が空いている畑(休耕畑)を利用できることが多いので、地域によっては農園の立地を選ぶことができます。
一方、専門の貸し農園では地域が限定されていたり、地域によっては農園数に偏りがあることが多いです。そのため、自宅の近くに農園が見つからないということも。
特に、田舎になればなるほど土地が余っているので、市民農園の数が多く専門の貸し農園サービスがないこともあります。
2.畑レンタルの利用料金が安い
市民農園は運営が県や市町村、個人によるので利用料が場所によっても大きく違っています。
一般的な料金は月額500~4,000円ほどなので、企業が運営する貸し農園サービスよりも安く利用することができるのが大きな特徴です。
例えば、京田辺市の農園利用料は以下のようになっています。
岡村いきいき農園 | 20平方メートル | 市内居住者6,000円/年 |
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飯岡ふれあい農園 | 30平方メートル | 市内居住者7,500円/市外居住者8,500円/年 |
宮ノ口市民農園 | 25平方メートル | 市内居住者6,000円・市外居住者7.000円/年 |
借り出し対象者は、市内居住者か市外居住者によっても料金が異なり、市内居住者しかレンタルできる農園もあります。
次に、料金は月額ではなく年額になりますが、月額にすると、約500円~800円とかなり安く借りることができますね。
一方、専門の貸し農園サービスの場合は、畑の広さなどによっても違いますが、月額料金が約5,000円からと市民農園と比べて高いのはいなめません。
さらに、市民農園を利用する際には年間の利用料金を支払うだけでいいことがほとんどです。
特に、専門の貸し農園サービスでは入会金や運営費(維持費)が必要な場合もあります。
3.耕作できる畑の面積が広い
京田辺市の市民農園では、どんな野菜でも作れることができます。但し、一般的な貸し農園と同じく果樹や植木は植えることはできません。
一般的な農園の広さが20~30㎡(10~15畳以上)とかなり広いことが分かります。一般的な専門の貸し農園サービスが貸し出す農園は3~10m2前後が多いので、約2~3倍の広さがあることが分かります。
これだけ耕作できる畑の広さがあると、たくさんの種類の野菜を育てることや農機具や作業場ができるので便利なこともあります。ただ、畑が広いと雑草の処理や管理が難しくなることもあります。
4.野菜の種類に制限が少ない
多くの市民農園では畑を貸し出すことが主になるので、隣の畑に迷惑がかかるような野菜(つるが伸びる等)でなければ、育てたい野菜の種類については自分で選ぶことができます。
一方、専門の貸し農園では育てる野菜の種類が決まっている場合もあり、自由に何でも育てることができるわけではありません。
市民農園のデメリット
市民農園のデメリットは、以下のとおりです。
デメリット |
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指導員が基本的にいない 畑や農園が広すぎることも 農具レンタルやトイレがない 使用期間が延長できない 講習会やイベントが少ない |
1.相談できる指導員が基本的にいない
市民農園では基本的にスタッフやアドバイザーが常駐していない場合が多いので、自分で野菜の種類を決めて栽培する方法を考えなくてはいけません。
例えば、京田辺市の農園には相談できるスタッフやアドバイザーが常駐していないので、全て自分で農作業をすることになります。
はじめての農園をレンタルされる方で初心者の場合、自分で調べたり勉強したりしないといけないので、耕作以外にも時間が割かれてしまいます。
2.畑や農園が広すぎることも
レンタルできる畑の面積が広いことが多いので、全て使いきれないことが多いこと。雑草の処理などもあるので、ずっと畑を空けておくわけにもいきません。
畑は広ければ広いほど色々な野菜を育てることができるからいいと思いがちですが、広さが逆に面倒になってしまって管理ができなくなることもよくあるので注意が必要です。
3.農具レンタルやトイレ設備がない
市民農園によっては農機具の貸し出しや種や苗の準備がなかったり、トイレ設備がないというところも。例えば、上記で紹介した京田辺市の農園では以下のようになっています。
岡村いきいき農園 | トイレなし | 貸農器具あり |
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飯岡ふれあい農園 | トイレあり | 貸農機具なし |
宮ノ口市民農園 | トイレあり | 貸農機具なし |
貸農機具がないといっても、スコップや手押し車などは借りることができ、農具を置くスペースも一角与えられます。農作業で必要になる手洗い場やトイレが設置されているかは農園によっても違うので事前に確認することが必要ですね。
4.使用期間が延長できない
使用期間が1年や2年といった期限が設けられていることも市民農園には多いですね。
土壌改良もしてせっかく育てたのに期限で翌年は栽培できないということも。次の申込者がいない場合は継続して利用できる場合もありますが、人気の農園は期間が延長できないこともあります。
さらに、応募できる期間が決められていることが多い(毎年1月~2月ピーク)なので、すぐに利用したくでも出来ない場合や応募が抽選になってはずれてしまうこともあります。
5.講習会やイベントが少ない
民間の貸し農園サービスと違って、農作業の講習会や収穫祭などのイベントがないことが一般的です。農園を貸すだけというサービスになるからです。
ただ、役所が主導して盛り上げている市民農園もあるのでホームページなどで確認してみましょう。
講習会やイベントがない分、子ども達と家族で野菜作りをしている仲間が出来にくいということもあります。
野菜作りだけではなく、参加者との交流も求めているなら市民農園では難しいかもしれません。
市民農園と民間の貸し農園の違い
市民農園と民間の貸し農園としてシェア畑を比較してみました。
市民農園 | シェア畑 |
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・月額料金が安い ・入会金や運営費は基本不要 ・畑の広さを選びやすい ・指導員は基本いない | ・農具や種、苗が自分で用意・月額料金が高い ・入会金が必要、運営費は不要 ・畑の広さが決まっている ・指導員が駐在している | ・農具や種、苗は不要
上記以外にも、市民農園は募集時期が年1回が多く、しかも抽選で当たらないといけない等の条件があります。
その点、シェア畑は空きがあればすぐに利用できるのも魅力です。
では、市民農園と民間の貸し農園ではどちらいいのでしょうか。
市民農園と民間の貸し農園どちらがいい?
結論としては、はじめて野菜栽培をするなら市民農園より民間の貸し農園がおすすめです。
理由は、初心者で野菜栽培の勉強の時間が取れないなら、せっかく野菜の育てたのに枯れたりしたらガッカリしてしまいやすいから。
どうしても初めて野菜の栽培をしようとすると失敗しがち。その点、シェア畑などではサポートや相談ができる相談員がいるので安心です。
なので、1年目はシェア畑を利用して野菜栽培の基礎知識を身につけて、2年目は市民農園にチャレンジする方法も考えましょう。
料金だけで市民農園を選ばないようにしましょう
なお、農園の設備や空き状況・利用料金は公式サイトからご確認ください。
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市民農園のメリットやデメリットまとめ
今回のコラムでは「【市民農園のメリットとデメリット】貸し農園との違いとは?」をご紹介しました。
市民農園の最大の特徴は民間の貸し農園サービスに比べて料金が安いことです。
ただ、農園によっては自分で農機具を用意しなければいけない場合や指導員がいないということも。
さらに、畑のの広さが逆に面倒になって管理ができなくなると、隣の畑や管理者とのトラブルの原因にも。
利用料金が安いだけに惑わされずに、市民農園のメリットとデメリットを比較した上で自分にあった方法を選びましょう。