【マルチングの使い方はコレ!】どう使う?市民農園のマルチ使用方法

マルチング

貸し農園を紹介している、みつきです。畑で黒いビニールなどで畝を覆っておくことが「マルチング(通称、マルチ)」。

地熱の温度調整などに使い分れるマルチですが、野菜栽培の初中級者や中級者なら上手に活用したいですよね。

ただ、マルチはどれでもいいというわけではなく、目的に応じて種類を使い分けるのがポイントです。

そこで、今回は「【マルチングはどうやって使う?】市民農園でマルチを使う方法とは」をご紹介します。

このコラムの著者
みつき

フードマイスター

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目次

まずはマルチングする3つの理由から

マルチングする理由には色々がありますが、ポイントは「地温調整」「雑草抑制」「保湿作用」の3つ

マルチをすることで、野菜の成長を促したり、土の跳ね返りを予防することで病気に強い野菜作りができるようになります。

マルチはホームセンターなどで購入ができ、穴をあけるだけなので、はじめて野菜作りをする方でも簡単に使用することができます。

地温の調整

黒いビニールは、太陽光線を黒色が吸収することによって温度が上がります。寒い時期は黒いマルチを使うことが多くなります。

全面にマルチを置いて、苗の部分だけに穴をあけて使います。黒色以外にも地温を上げることができる「透明なマルチ」や「白いマルチ」もあります。

地温を上げたいのが、上げたくないのかによってマルチの色を使い分けましょう

雑草の抑制

夏場などは特に畑にどうしても雑草が生えてきます。雑草が増えると虫がついたりするので、どうしても雑草取りをする手間が増えてます。

それが、マルチを使うことで雑草を生えにくくする役割があります。

保湿の作用

通常は畝に水を上げると土が湿ってきますが、もし晴れの日が続いてしまうと土が乾燥してしまいます。

毎日、畑に通うことができるのであれば多少の乾燥でも問題がありませんが、月に2~3回しか来れない場合は乾燥がトラブルの原因となります。

それが、マルチを使うことで、土壌の乾燥を防ぐことができます

マルチチングに適した野菜の種類

マルチングに適した野菜は、ニンジン、ホウレンソウ、キャベツ、レタル、ハクサイ、ダイコン、ソラマメなどです。

ただ、野菜の種類によってビニールシートに開ける大きさが違ってきます。

また、種を条(すじ)まきするような場合は、マルチに穴が開けづらいですから、マルチングしなくても良いでしょう。

必ずしもマルチをしないといけないわけでないので、野菜の種類にあった方法を考えましょう。

マルチングの作り方や使い方

マルチの作り方は、苗の間隔に沿ってビニールに指で穴を開け、ハサミなどで十字に切ります。そして、開けた穴から苗を植え付けるだけです。

マルチを購入する際は、95cmや135cmなどいくつかの幅があります。 例えば、95cmは60~80cmの畝に、135cmは90~100cmの畝に使用するのが一般的です。

マルチを使う場合は、育てる植物や植える場所にあったサイズのビニールを使いましょう。

マルチングをするときの注意点は、マルチを張る前に十分に堆肥などを混ぜて土の改良をしておくことです。

さらに、雨上がりの後など土に水分が十分染み込んでいるときがおすすめです。

マルチには黒色が一般的ですが、農家のなかには「藁マルチ」を使う場合もあります。広い畑などではビニールを引くのも大変なので、お米を取り終わった後の藁を引くのが簡単です。

藁マルチの大きなメリットは、自然のもので作られているので、腐食したら堆肥としても効果もあります。

藁マルチはホームセンターなどで販売していることがあるので、探してみましょう。

ただ、ビニール製と違って価格が高くなるのが難点なので、米農家さんが近くにいればもらえるかどうか聞いてみてもいいですね。

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まとめ

今回のコラムでは「【マルチングの使い方はコレ!】どう使う?市民農園のマルチ使用方法」をご紹介しました。

マルチングには、水分の蒸発を防ぎ、乾燥を抑制する効果があるので、水やりの回数を減らすことができます。

特に、冬場は水やりが少なくて済むので、はじめて野菜作りをする方には是非やっておきたい作業です。

野菜の栽培や畑の管理に不安があるなら、1年目はシェア畑のような貸し農園、2年目は市民農園に挑戦するのも方法のひとつです。

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