市民農園や貸し農園の水やりは毎日必要か知りたい人向けです。
畑を借りたら水やりを毎日やらないといけないのかな。週1回ぐらいしか通えない
市民農園や貸し農園を利用する時に心配になるのが、毎日通えないけど大丈夫かどうか。
特に、畑に水やりは必要だから週に何回かは通わないといけない。。。
確かに仕事があるなら週末しか通えないという人も多いでしょう。
そこで、今回は市民農園の水やりは毎日必要かどうか、貸し農園に通うペースは何回必要かを紹介します。
なお、すぐに週何回ペースで通わないといけないか知りたい方は、コチラへ読み飛ばしてくださいね。
市民農園の水やりは毎日はいらない理由
結論から言うと、市民農園で畑の水やりは必ずしも毎日必要ではなく、毎週1回ぐらいで大丈夫です。
週1回でもいい理由は、畑は土が地下に保水していてベランダなどで使うプランターよりも水やりの手間がかからないためです。
水やりは、最初に種を苗を植え付ける時に発育と土への定着を促すために十分な水分が必要です。
その後は、土壌の水を保持する力を利用して野菜の栽培を行うので、それほど水やり必要ありません。
逆に水をあげすぎると根が枯れてしまう原因にもなります。
市民農園への来園ペースは週1回でOK
雑草などが生えてくるので、除草などの作業のために水やりを兼ねて週に1回訪れるのがおすすめです。
多くの方は週末の土日に来園されていますね。
貸し農園レンタルのシェア畑でも、週に1回の来園を推奨しています。
週1回から始められるのも人気の秘密。「畑なのにそんなに少なくて大丈夫?」という疑問を持つが、シェア畑では週1回の来園をおすすめしている。
出典:シェア畑公式サイト
畑の土は地下深くまで保水をしているため、週1回のお手入れだけで野菜がぐんぐん育つそう。
実際、週末や通勤前に畑に寄り、水やり等のお世話をする人が多いという。24時間利用できるのも便利だ。
また、菜園アドバイザーがお世話をしてくれるプランもあるため、旅行等で一定期間通えない時期があっても安心できる。
もし、月に1回ぐらいしか通えないなら、逆に貸し農園の利用は難しいということになります。
最低でも月に2~3回は訪れるペースが守れるかどうかが重要です。
どうしても旅行や用事など来園できない期間がある場合には、管理者、指導員、アドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
事情によっては代行して水やりや作物の世話をしてくれる場合があります。
例えば、シェア畑では世話付きの区画や単発オプションの栽培代行サービスもあるので利用を検討してもいいですね。
水やりが少ない作物を選んで育てる
市民農園などで指導者やアドバイザーがいない場合は、水やりが少なくて済む野菜を育てるのも方法のひとつです。
例えば、トマトやサツマイモ、枝豆、ししとう、ニラなどがあります。どれも水が少なくほど甘みが増すことで知られているので、逆に水をやりすぎるのはやめましょう。
水やりが少なくてもいいので、手間がかからない野菜と言えますが、栽培に失敗しにくい野菜でしょう。野菜の栽培がはじめての人でも取り組みやすい野菜とも言えますね。
水やりをする時間帯は、基本的には午前中に1回のみ与えます。午前中のほうが朝から昼にかけて光合成を促す効果もあるためです。
農園を借りる前に管理者や経験者に来園の回数によって育てる作物の相談をしてみてもいいでしょう。
世話付きや栽培代行サービスの利用も
貸し農園といっても全て自分でやる必要は必ずしもありません。必要に応じて、世話や栽培代行サービスを利用する方法もあります。
せっかく貸し農園をレンタルしているのだから自分でやらないといけないとプレッシャーになるよりも、上手に育ててもらいながら収穫を楽しむという考えもあります。
たまに農園を訪れたい人や無農薬や有機野菜を食べたいなど、目的に応じたサービスを利用するのも農園通いを継続するポイントになります。
年の途中で解約や退会ができない場合がほとんどなので、続けられそうな方法を選びましょう。
まとめ
今回のコラムでは「【市民農園の水やりは毎日必要?】貸し農園に通うペースとは」をご紹介しました。
野菜を栽培するあたってプランターなど自宅で育てる野菜よりも土壌が水分を保持する力があるので、毎日水やりをする必要はありません。
時期によっても違いますが、週に1回水やりをすれば大丈夫でしょう。もし、旅行や農園を訪れない場合、指導者やアドバイザーががいれば相談するのがおすすめです。
ただ、市民農園には指導員やアドバイザーが不在なことも多いので、その場合は管理者に相談してみましょう。