体にいい塩はどれがいいか知りたい人向けです。

体にいい塩や安全な塩はどれがいいのかな。減塩の塩のおすすめを知りたい
塩は「さしすせそ」の一つと言われるくらい調味料の基本なので、欠かすことができません。
ただ、そもそも「体にいい塩」ってあるの?と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は体にいい減塩はどれがいいか、おすすめを紹介します。
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「体にいい塩・安全な塩」ってあるの?

「塩」なのに「体にいい」って何?と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そもそも食塩は、99%が塩化ナトリウムでできていて、残りの1%は他のミネラル分など。
実は、塩のなかには「減塩塩」や「天然塩・自然塩」など、さまざまな種類があります。
例えば、「減塩の塩」はこの塩化ナトリウムを減らしているわけではなく、同じような塩味を感じる「塩化カリウム」に置き換えることで減塩をしています。
一般的な塩の塩分量を100gとすると、減塩塩は約50~60gです。普通の塩と比べると減塩塩は塩分量が約2分の1に抑えることができますね。
参照:日本食品標準成分表
体にいい塩・安全な塩おすすめ5選

市販のおすすめ減塩の塩や自然塩の特徴や塩分量を調査してみました。
- レモンのおかけ ウレシオ
- 味の素 やさしお
- リビタ(Livita)減塩習慣
- 蒼(あお)の極み塩
- ぬちまーす(塩)
1.レモンのおかげ ウレシオ
「 減塩しお 海藻塩 」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり44.9g
- カリウム量は100gあたり32.7mg(原料由来)
- レモンの酸味を活用
- かるしお認定商品
2.味の素 やさしお
味の素の「 やさしお 」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり46.0g
- カリウム量は100gあたり27,300mg
- 塩分(食塩相当量)が50%オフ
- 瀬戸内地方・備前岡山産の海水塩を使用
3.リビタ (Livita) 減塩習慣
「 減塩習慣 」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり48.0g
- カリウム量は100gあたり約24,000mg
- 塩分(食塩相当量)が50%オフ
4.蒼(あお)の極み塩
「 蒼(あお)の極み塩 」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり45.0g
- カリウム量は100gあたり約1,000~4,000mg
- 高知県産室戸海洋水100%
5.ぬちまーす (塩)
「ぬちまーす(塩) 」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり約75.0g
- カリウム量は100gあたり970mg
- 沖縄の海水100%(宮城島)を使用
結局、体にいい塩・安全な塩はどれ?

結論は、体にいい塩・安全な塩なら、ぬちまーす(塩)。カリウム量も少なく、減塩にもなるからです。
確かにカリウム量だけをみるとレモンのおかげウレシオが一番少ないですが、その分、旨味がいまいち。
100gあたりのカリウム量は、下記のとおりです。
- レモンのおかけ ウレシオ:32.7mg
- 味の素 やさしお:27,300mg
- リビタ(Livita)減塩習慣:約24,000mg
- 蒼(あお)の極み塩 :2,000~4,000mg
- ぬちまーす(塩):750mg
その点、ぬちまーす(塩)なら約25%の減塩で、カリウム量も少ないのが魅力です。
カリウムを摂りすぎてはいけない人もいるので、気にせず調理に使うならウレシオですね。
体にいい塩のメリットとデメリット

体にいい塩のメリットとデメリットを説明します。
メリット | デメリット |
---|---|
ミネラルバランスの維持 余分な塩分摂取量の抑制 美味しさや旨味の向上 | コストが高い 味に慣れることが必要 体にいい塩の誤解がある |
体にいい塩のメリット
メリット |
---|
ミネラルバランスの維持 余分な塩分摂取量の抑制 美味しさや旨味の向上 |
ミネラルバランスの維持
体に必要なナトリウムやカリウムなどのミネラルが含まれています。これらのミネラルはバランスを調整するのに重要です。
余分な塩分摂取量の抑制
体にいい塩は、通常の塩よりもナトリウムの含有量が低いため、塩分摂取量を抑えることができます。
美味しさや旨味の向上
体にいい塩は、通常の塩よりも風味が豊かで、食べ物の味を引き出すことができます。これにより、塩分摂取量を抑えながらも、食事の満
足感を得ることができます。
体にいい塩のデメリット
デメリット |
---|
コストが高い 味に慣れることが必要 体にいい塩の誤解がある |
コストが高い
体にいい塩は、通常の塩よりも高価な場合があります。一部のブランドは、手に入りにくく、地域によっては入手できないこともあります。
味に慣れることが必要
体にいい塩は通常の塩よりも風味が豊かなため、塩分の摂りすぎにつながる恐れがあります。逆効果に注意が必要です。
体にいい塩の誤解がある
体にいい塩だから使えばいいというわけではなく、塩分摂取量に関する正しい知識を持ち、適切な量の摂取を心がけることが重要です。
体にいい塩・安全な塩のよくある質問

体にいい塩・安全な塩のよくある質問をまとてみました。
自然塩なら減塩しなくてもいい?
自然塩を使うと減塩しなくてもいい?という意見もありますが、そうではありません。
そもそも自然塩とは、精製塩ではない塩のことです。天然塩とも呼ばれていますね。
精製塩と自然塩の違いは、精製塩が成分の約99.5%以上が塩化ナトリウムであるのに対して、自然塩にはマグネシウムやカルシウムといったミネラルが含まれています。
ただ、自然塩には”うまみ””があるので、「使用する量を減らしても味がつきやすい」ということなので、そこまで味の違いが分からないと逆に塩分を摂り過ぎになるかもしれません。
体にいい塩・安全な塩まとめ
今回のコラムでは「【体にいい塩ならコレ!】どれがいい?安全な塩5選を徹底調査」をご紹介しました。
おすすめの減塩塩と100gあたりの塩分量とカリウム量は、下記のとおりです。
- レモンのおかけ ウレシオ:44.9g/32.7mg
- 味の素 やさしお:46.0g/27,300mg
- リビタ(Livita)減塩習慣:48.0g/約24,000mg
- 蒼(あお)の極み塩 :45.0g/2,000~4,000mg
- ぬちまーす(塩):約75g/750mg
どの塩も減塩につながりますが、同時に旨味も少なくなっているので、両立している塩なら「ぬちまーす」がおすすめです。
