
体にいい味噌があるらしいけど、どれがいいのかな。減塩みそのおすすめを知りたい
体にいい食品を紹介している、みつきです。味噌は「さしすせそ」の一つと言われるくらい基本なので、欠かすことができません。
味噌は味噌汁など色々な料理に使われるので、ここで塩分量をとってしまうと1日塩分6gに抑えるのが難しくなります。
そのような場合に減塩味噌を上手に活用することで、普通の味噌と比べて2分の1ほど塩分量を減らすことができます。
そこで、このコラムでは減塩味噌はどれがいいか、おすすめを紹介します。
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そもそも「体にいい味噌」ってあるの?

体にいい味噌とされているのは、塩分が少ない減塩味噌などがあります。
では、実際に普通の味噌と減塩味噌では塩分がどのくらい違うのでしょうか。
普通の味噌の塩分量
一般的な味噌の塩分量は100gあたり約10~13g 、大さじ1杯(約18g)あたり約1.9~2.0gです 。
ただ、味噌といっても色々な種類があり、塩分量が下記のように違っています。
- 淡色辛みそ:約12.4g(100gあたり)
- 赤色辛みそ:約13.0g(100gあたり)
- 麦みそ:約10.0g(100gあたり)
塩分量をみると、色が濃いほど味噌は塩分量が多くなる傾向がありますね。
参照:日本食品標準成分表
減塩味噌の塩分量
一般的な減塩味噌の塩分量は100gあたり約4~6g 、大さじ1杯(約18g)あたり約0.8~0.9gです。
普通の味噌と比べると約2分の1の塩分量となります。なかには食塩不使用の無塩味噌もあります。
参照:日本食品標準成分表
おすすめの減塩味噌|2025年版
次に、おすすめの減塩味噌の特徴や塩分量を調査してみました。
- 丸の内タニタ食堂の減塩みそ
- ひかり味噌50%減塩みそ
- 無塩みそ風調味料 塩分ゼロ
- だし入り料亭の味 減塩
- フンドーキン 生詰無添加減塩あわせ
1.丸の内タニタ食堂の減塩みそ
マルコメの「丸の内タニタ食堂の減塩みそ」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり約8.3g
- 大さじ1杯(約18g)あたり約1.4g
- 淡色辛みそと比較して塩分量20%カット
- 糀(こうじ)を使用し、無添加
”こうじ”には「糀」と「麹」の2種類の漢字があり、和名と中国名の違いです。低価格な上、タニタ食堂で使われる味噌として人気が高いといえます。

2.ひかり味噌50%減塩みそ
ひかり味噌の「 50%減塩みそ 」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり約5.3g
- 大さじ1杯(約18g)あたり約0.9g
- つぶ味噌
- 再発酵防止のため酒精を使用

3.無塩みそ風調味料 塩分ゼロ
石山味噌 の「無塩みそ風調味料 塩分ゼロ 」の特徴は下記のとおりです
- 塩分量は100gあたり約0g(無塩)
- 大さじ1杯(約18g)あたり約0g(無塩)
- 新潟県産の大豆と米を使用
- 賞味期限が約1ヶ月と短い
無塩味噌は塩分が入っていない代わりに保存期間(賞味期限)が短くなります。また、風味も極端に薄くなるため、他の減塩味噌や出汁と混ぜて使われることが普通です。
4.だし入り料亭の味 減塩
マルコメの「だし入り料亭の味 減塩」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり約8.6g
- 大さじ1杯(約18g)あたり約1.5g
- 信州系の味噌を使用
- かつおと昆布だしで通常より塩分20%カット
マルコメ味噌の「料亭の味」の減塩版。塩分量は他の減塩味噌と比べて若干多いものの、ブランドの安心感で選ばれています。

5.フンドーキン 生詰無添加減塩あわせ
フンドーキン醤油が販売する「フンドーキン 生詰無添加減塩あわせ」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり約8.1g
- 大さじ1杯(約18g)あたり約1.4g
- 大分県の醤油メーカーが製造
- 通常の商品と比べて塩分20%カット
変わった社名は、裏表がなく確かな「分銅(フンドウ)」に創業者の名前を組み合わせているそうです。1861年創業の老舗が作る減塩味噌です。

結局、どの減塩味噌がおすすめなの?
なかには、どの減塩味噌がいいんだろう。。。と悩んでしまう人もいるでしょう。
塩分制限を厳密にするなら、無塩みそ風調味料 塩分ゼロです。ただ、無塩味噌だけだと味に物足りなさを感じるため、塩分がある味噌や出汁と組み合わせが必要になりますね。
普通に塩分を気になる方なら、 丸の内タニタ食堂の減塩みそ が基本です。低価格でブランド力があるので安心ですよね。
大さじ1杯(約18g)あたり約1.4g と塩分が高いように感じるかもしれませんが、減塩味噌汁なら1杯の塩分量は約0.6g~0.7gになります( 普通の味噌汁1杯分の塩分量で約1.2g~1.4g )。
減塩味噌を使ったレシピ例
最後に、減塩味噌を使ったレシピをご紹介します。
ほうれん草入り味噌汁
- ほうれん草1束
- 油あげ1/4
- 減塩味噌大さじ1
- 減塩だし汁250cc
作り方は、鍋にだし汁250ccを入れて切った具材を加えて沸騰したら火を止めから減塩味噌を入れて沸かします。
ポイントは、だし汁を上手に使うことです。味噌を減塩にしているので、だしも普通のものを利用して調整しましょう。
焼きコンニャクステーキ
- 板コンニャク1枚
- 減塩味噌大さじ1
- にんにく(チューブ)
作り方は、板コンニャクをフライパンで軽く焼いて、にんにく(チューブ)と減塩味噌とをつけてから再度焼きをいれます。
ポイントは、塩分量が100gあたり約0.04gのコンニャクを使うことです。コンニャクは食物繊維が豊富でカロリーも低いので、おかずにもおつまみにもなります。
体にいい味噌のメリットとデメリット

体にいい減塩味噌は、普通の味噌と違って色々なうまみ成分や栄養素が多く含まれているのがメリットです。
ただ、体にいい減塩味噌にもデメリットがあり、味が薄くなりすぎて多く摂りすぎてしまうこと。
いくら身体にいいといっても過剰に使うことは逆効果になります。
なので、適量を守って使うことが大切です。
まとめ
今回のコラムでは「【減塩ならコレ!】おすすめ味噌の塩分量を徹底調査」をご紹介しました。
おすすめの減塩味噌と大さじ1杯(約18g)あたりの塩分量は、下記のとおりです。
- 丸の内タニタ食堂の減塩みそ:約1.4g
- ひかり味噌50%減塩みそ:約0.9g
- 無塩みそ風調味料 塩分ゼロ:0.0g
- だし入り料亭の味 減塩:約1.5g
- フンドーキン 生詰無添加減塩あわせ:約1.4g
もし、体にいい味噌を探すなら、無塩ドットコムがおすすめです。
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